研究対象について
イオンチャネル
イオンチャネルは細胞膜に存在し、膜電位の変化やリガンドの結合などにより開閉することで、Na+やK+などのイオンを選択的に透過して、神経細胞や筋肉、心臓など様々な器官のはたらきに重要な役割を果たしています。これまでカリウムチャネルやマグネシウムチャネルのイオン選択機構について、全反射赤外分光法を用いた研究を行ってきました。イオンとタンパク質の相互作用はタンパク質の機能調節に関わっていることから、これからも様々な研究を行っていく予定です。
カリウムチャネルKcsAの結晶構造 | イオン結合誘起の赤外差スペクトル |